これからのVRの方向 その1

■簡易VRを用いた設計手法

  我が社では設計業務のすべてにVRを使っています。そのほとんどが実際の設計のシミュレーションとして活用しています。そしてそのまま、クライアントへのプレゼンテーションにも使います。このような設計プロセスの中で、最近よく使う手法に「手書き図面VR」があります。ランドスケープに限らず、建築でも土木でも設計の始まりは手書きのスケッチです。そのスケッチをオペレーターがCADに入力します。しかし、我が社ではそのスケッチを少しだけきれいに仕上げ、そのスケッチを使ってVRを制作します。プロセスは以下のような順序になります。


手書きスケッチ → 手書き図面VR → プレゼン → CAD

手書き図面VRは地形が単純であれば、周囲を含めて2時間ほどでできあがってきます。テクニックも簡単です。おそらく、3DCADの講習を8時間受けると、誰でも次の日から作れるようになるでしょう。これを使うと設計プロセスの中でVRがかなり身近な物になります。我が社の4年間の経験から、プレゼンもスムーズに行くこと間違いなしです。

■VRは設計ツールとして一般に普及する

このように、VRが手軽にできるようになったことで、設計ツールとしてのVRの使用が普通になってくるでしょう。今はまだ、ほとんどの事務所がモデリングを外注しています。我が社も「設計支援サービス」として、設計プロセスに対応したVRコンテンツを提供していますが、そのうち設計事務所が社内でVRを制作するようになるでしょう。その方がもっと設計に活かせるからです。そして、CADとVRのインターフェースも今以上にスムーズになるでしょう。そうなると、図面とVRとの区別がなくなります。すなわち、図面とVRとの一体化です。図面を見る一つの手段としてVRがあることになります。また、VRから図面が取り出せるようになります。そうなると、CADでの作図があたり前になったように、VRでの設計があたり前になるでしょう。


VRの良さは実際に動かしてみないとわかりません。是非体験してみてください。
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